意外と知らないミネラルの話

現在いろいろな形で「ミネラルたっぷり」などとうたった製品が本当にたくさんあります。「牛乳」や「ミネラルウォーター」にはじまり、最近はあらゆる食品のパッケージに「鉄分2倍!」などと書かれたいかにも栄養価が高そうな商品が出回っています。もちろんサプリメントなどの栄養剤についても様々なミネラル商品が売られる様になりました。こういった商品をたくさん摂っている方は、「私は健康に気をつけてるし、ミネラルもたっぷり摂ってるし、私はミネラル不足なんて関係ない。」とお思いの方も多いと思います。しかし、悲しいことに、現代の食物から充分なミネラルの補給をしようというのはほぼ不可能なのです。その証拠に現代人のほとんどが深刻なミネラル不足となっています。
「ほうれん草には鉄分たっぷり!」
「牛乳にはカルシウムがたっぷり!」
「海藻にはミネラルたっぷり!」
など、皆様の頭にインプットされてる“健康常識”があると思います。しかし、これは一体本当なのでしょうか?植物(野菜・果物など)は二酸化炭素を使い、「でんぷん」・「糖分」・「ビタミン」・「アミノ酸」などを合成します。植物(野菜・果物など)から得られるものはこういった栄養素だけで、「ミネラル」は作られていません。つまり、植物(野菜・果物など)はミネラルを合成できないのです。作ることができないのです。じゃあなぜ植物(野菜・果物など)にはミネラルが含まれているのでしょうか・・?実はそれはすべて、その植物が育っている「大地(土壌)」が持っているミネラルを吸収しているからなのです。

植物と人間、考えただけでもそれぞれに必要な栄養素には大きな違いがありそうです。人間は植物よりもずっと複雑にできています。その為、植物は人間よりかなり少ない栄養素だけでもすくすくと育つことができます。実はこれと同じことが「ミネラル」にもいえるのです。植物は人間よりも少ない「ミネラル」でも充分に成長できるのです。ですのでお野菜も人間が必要なミネラルよりも全然少ないミネラルで育つことができます。ということは、逆にかえせば。。。「人間は植物(野菜)が持っているミネラルだけでは全く充分ではない」ということがいえます。ここが一番の問題なのです。こうして順序だてて考えてみると非常に単純な原理で、当然なことなのですが、これをご存知の方はあまりいらっしゃいません。
植物は肥料に含まれる限られたミネラルで成長することできますが人間はもっとたくさんのミネラルを必要とします。植物と人間では必要なミネラルの数が全く違います。
〜必須ミネラル(成長に必要とされるミネラル)〜
*「植物」⇒「9種類」
*「人間」⇒「60種類」
つまり大地(土壌)に「9種類」のミネラルさえあれば植物(野菜)は育つのです。しかし、人間が生きていく為には、その約6倍の「60種類」ものミネラルが必要だといわれているのです。しかし、一体どれだけのミネラルをその植物が含んでいるかということを誰がわかるというのでしょう。。?こうなると、お野菜や果物からミネラルを摂取しようというのは一種のギャンブルの様なものだといえるのではないでしょうか。人間は、9種類しか含まれていない植物を摂取したところで充分なミネラルが摂取できません。残りの50種類以上のミネラルが更に必要なのです。

